表現規制 | オンライン日記 | 1179表現規制条例が都議会を通過した。菅直人は条例改正に難色を示していたが、法人税減税のニュースで目立たず、結局、都民主党への牽制にはならなかった。表現規制と誰が戦い、誰が戦わなかったかはきちんと覚えておいたほうがいい。藤本さんの一貫した頑張りは尊敬に値する。総務委可決後の宮台さんのツイートは多くを最後の瞬間まで勇気づけただろう。一方で規制に当然反対の声をあげるべきポジションにいながら沈黙していたのは誰か。その政治的ポジションはどこにあったのか。 もっとも、私自身にとっての政治への失望は、臓器移植法改正案を賛成多数で成立した時点に始まり、特に民主党への評価はその時には終わっている。移植のなんたるかを調べ、考えることなしに、移植待機患者カワイソウの気分に与した民主党議員。それは実は今回と同じ構図だろう。子どもが異常な性的表現に包囲されていると聞いて根拠なく不安に感じる大衆気分にただ与して規制強化に
