【宇都宮】漫画家ちばてつやさんと荒木飛呂彦さんのトークライブが24日、文星芸術大で行われた。 オープンキャンパスの一環。同大マンガ専攻教授のちばさん、「ジョジョの奇妙な冒険」でおなじみの荒木さんが会場に現れると、約400人の高校生らから大きな歓声が上がった。 ちばさんは約3カ月かけて描いた128ページの原稿料が約1万2千円だったことなど下積み時代のエピソードを披露。荒木さんも「(ジョジョの奇妙な冒険は)人間に見えないものも含めて世の中にあるあらゆるものを描こうと思っている」と説明。アイデアを練るときも音楽をかけ続けることで、「漫画の間のリズムや効果音に役立てている」と制作の裏話を明かした。 漫画家を志す若い世代へのアドバイスとして、ちばさんは「小説や映画、名画や芸術に触れ、そこからあふれ出た何かが作品に生きる」と指摘。荒木さんも「ネットで調べるのではなく、体を使っていろんなものを見る