きはらおとせではない。このはらなりせと読む。彼女はボーイズラブ作家である。男同士の恋愛を主軸にした物語を精力的に書いている。 いや、ここで引く前にちょっと聞いてほしい。まずボーイズラブの現状を知ってもらいたい。 諸兄がボーイズラブに抱くイメージはどんなものだろうか。例えば王子様、例えば美少年、例えば美形青年実業家。そんな見目麗しい男たちがキャッキャウフフと乳繰り合っているというイメージだろうか。それはあながち間違いではない。確かにそういった作品群が大半を占めるからだ。ただし、それだけかというと答えは否だ。 ボーイズラブの懐は思ったよりも深い。時代物あり、ファンタジーあり、サスペンスあり、不細工あり、さえない親父あり、バツイチもありだ。人気作家に限られるが、男同士であれば何を書いてもいい土壌がある。木原音瀬は間違いなくその「何を書いてもいい」という特権を与えられた作家だ。 彼女の作風をひとこ
日常 | 22:56 | 2月の新刊予定が明らかになりました!2月。そう「電撃小説大賞」の受賞作が発売されますねー! 中でも大賞の「ほうかご百物語」はかなり面白そう。第14回電撃小説大賞<大賞>受賞作◆ほうかご百物語著/峰守ひろかず イラスト/京極しん 「――痛くしないなら、いいよ。」高校生で美術部員の真一は、忘れ物を取 りに戻った夜の学校で見知らぬ少女に出会う。銀色に輝く瞳を持った少女と真一が交わした約束とは――? ピュア可愛いイタチっ娘と普通の高校生真一の、不思議な放課後物語。 『ピュア可愛いイタチっ娘』 こ れ は。 い、いや待て!もしここでこれをこんなにも推したら「アイツって獣耳萌えだったらしいぜ!」って言われる!いや違うから!確かにそうかもしれないけど違うからッ!! ◆狼と香辛料VII Side Colors著/支倉凍砂 イラスト/文倉 十 ロレンスと出会う前のホロの旅や、パッツ
こんにちは。編集部の(ぐ)です。 締め切り直後なので、第2回ライトノベル大賞がらみの更新と思われたかた、すみません! お待たせしました。 「人類は衰退しました(2)」、12月発売決定です! ゆるゆる出していくという当初のコンセプト通り、長らく続刊のアナウンスもなく、やきもきされたかたも多いと思います。もうちょい、あともう少しお待ちください。 そしてまだお読みでないという皆さま。1巻目は現在4刷を制作中です。書店で見かけた際には、是非ご一読を! 2巻とあわせて、クリスマスのプレゼントにも最適です――!? ※掲載写真は10月の「ガ報」から。 ……告知だけだとなんなので、大賞の話もすこし。 応募原稿は昨年同様、締め切り間際にどっと到着しまして、そろそろ整理が完了するようです。公式には、昨年の「編集部ブログ王」である湯浅より発表があるものと思います。いま少しお待ちを。 ちなみに、9月末の土日に(修
マジシャンが何かを消したり出現させたりすると、あれはマジシャンが素早く手を動かしてやっているのだろうと思っている人が大勢います。一般の人は大抵そう思っているはずです。しかし、いくら手を早く動かしたところで、目がキャッチできないほど手を早く動かすことなどできません。むしろ人間の目は急激に動くものがあると自然にそちらのほうに視線が移り、注目するのが普通です。 実はマジシャンが何かを消したり出現させたり、変化させるときはきまってある有能な助手に手伝ってもらっているのです。大変魅力的な助手です。決して表に姿を現すことはなく、マジシャンには影のようについているひかえめな美人秘書です。名前は「ミス・ディレクション」(Miss Direction)と言います。 「マジシャンはひとりで演技をしなければならないが、私はミス・ディレクションという助手をつれている」 これはジョン・ラムゼイ(John Ramsa
なんとなく毎年恒例となっている気もするが、2007年もPFUはScanSnapをバージョンアップした。2007年1月22日に発表され、2月10日より販売開始が予定されているPFUの「ScanSnap S510」を、発売開始に先駆けて試す事ができたので、その出来栄えをご報告したい。 ●主要な違いはソフトのみのS510 前モデルであるScanSnap S500もレビューを行なったが、今回発表されたS510と比較した場合、ほとんど違いが無い事がパッと見ただけでおわかりいただけよう。 外見上の違いは、ロゴがオレンジになっただけと言っても過言ではない(写真01、02)。実際表1に示す通り、スペックを見ても違いは見当たらない。読み取り速度なども全く変わらず、そういう意味ではハードウェアに関する限り完全に同じと見なしてよいだろう。では何が違うのか、というと ・Acrobat 8 Standardが同梱(
このブログは20日間の宇宙旅行を(地上で)楽しんだ売れない作家の体験記です。 初めて来られたかたは、こちらからお読みください。 猛暑が続く8月20日、宇宙医学実験が行なわれている愛知医科大学へ遊びに行ってまいりました。 入り口には、いきなりこんなサプライズ。 嬉しかったです。 中へ入ると、昨年の夏に僕をさんざん苦しめたあのマシーンがぐるぐる回っている最中でした。 うわあ、懐かしいなあ。 もう一度乗りたいとは思わないけど。 さてさて。今回、なにに一番驚いたって、コレですよ、コレ。 部屋がキレイだああああああっ! ちなみに、こちら↓は去年の写真。 ベッドの上から撮影したものなので、ちょっと比較しにくいかもしれませんけど。 今年はカーテンレールが天井に固定されているため、ものすごくスッキリしてるんですよね。 テレビやインターネットの配線は天井に通され、ナースコールのボタンもコードレスとなったため
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