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ブックマーク / bp.cocolog-nifty.com (8)

  • ■マイクル・コニイ『ハローサマー、グッドバイ』の続編   Michael Greatrex Coney "I Remember Pallahaxi" - ★究極映像研究所★

  • ■NHK プロフェッショナル 仕事の流儀 宮崎駿 - ★究極映像研究所★

    ◆監督の脳ミソの釣堀 スペシャル(2007年3月27日放送) 自分の脳ミソの中に釣り糸を垂らしているようなもんだから。もともと何もないのに、ただむなしく釣り堀に釣り糸を垂らしているんじゃないかという恐怖はいつだってある。それはおれの意識の領域じゃないところで決まるんだもん。 アイデアじゃないんだよ。アイデアを出すだけでいいんだったら、当に楽な商売だよ。幾らでも出せるよ、何十通りも。こういう出し方もある、ああいう出し方もある…とか、映像的にこっちのほうがパンチ効いているぜ!とかね。 でも、違うんだよね。自分でも分からないけど、なんとなくおぼろげにあそこのゴールに行きたいなと思いながらつくっているわけだけど、ゴールに行く道筋がわからないんですよ。 最近、脳と芸術の関係を考えていたので、この宮崎のコメントがすごく興味深かった。 意識と、脳の活動の差異。まさにそうした構造を的確に芸術家が表現した

    ■NHK プロフェッショナル 仕事の流儀 宮崎駿 - ★究極映像研究所★
  • ■池谷裕二 『進化しすぎた脳』 感想 3 + α   アニメーター磯光雄と金田伊功と脳の構造の関係 - ★究極映像研究所★

    池谷裕二『進化しすぎた脳』 感想 1 「脳と無限の猿定理」 感想 2 「無意識の脳活動と芸術家の「半眼」」 感想 3 「脳のトップダウン構造と視覚」 前日の記事 感想3で眼からうろこの視覚論を知ったわけですが、そこからアニメやその他映像について考えてみました。箇条書きですが、まずは覚書ということで、、、。 これだけではわかりにくいと思いますので感想 3から先に読んでください。 ◆視覚のトップダウン構造からアニメと実写映像を解読(序論) ・アニメの動きは、複数の静止画から、脳内の視覚情報処理メカニズムが動きを生成する幻の映像である。1/24秒のコマごとに眼から入ってくる、視覚野にとってわずか3%の映像が、脳内の複雑な動きの処理メカニズムを駆動し虚構の(しかし脳内では認識される現実そのものとしての)映像体験をもたらす。 つまり残り97%は眼から入った映像ではなく、脳の別の処理メカニズムが生み出

    ■池谷裕二 『進化しすぎた脳』 感想 3 + α   アニメーター磯光雄と金田伊功と脳の構造の関係 - ★究極映像研究所★
  • ■宮崎駿 初期原画<3> 『ルパン3世』  第15話「ルパンを捕まえてヨーロッパへ行こう」 - ★究極映像研究所★

    (右クリック「新しいウィンドウを開く」で拡大) 宮崎駿 初期原画<2>の記事で、アニメ様から下記情報をいただきました。貴重な情報、ありがとうございます。 『大塚康生インタビュー アニメーション縦横無尽』(実業之日社)に『旧ルパン』の宮崎原画についての記述があります。P208ページです。 というわけで、遅まきながらこのを読んでみた。 大塚さんののファーストルパンの宮崎原画情報は、下記のとおり。 ・第15話「ルパンを捕まえてヨーロッパへ行こう」 離陸中の飛行機で銭形が通路を転がるシーンまるごと 金満邸の穴の上で大笑いする銭形 穴の中をダーッと走る銭形 ・他の回でも宮崎原画は実に多い 大塚氏は「漫画っぽいシーン」と表現されていますが、まさにそう呼ぶにふさわしいコミカルな場面の原画を担当している。 上の画は、ヨーロッパへ向かう飛行機の銭形をルパンが見送るところ。警官が持つ銭形壮行の旗の絵と文

    ■宮崎駿 初期原画&lt;3&gt; 『ルパン3世』  第15話「ルパンを捕まえてヨーロッパへ行こう」 - ★究極映像研究所★
  • ■対話がアニメを作り出す~監督 神山健治~      (NHK にんげんドキュメント) - ★究極映像研究所★

    対話がアニメを作り出す~監督 神山健治~(NHK にんげんドキュメント) (★しばらくはこちらでしかリンク見えない) 当Blog記事 NHK にんげんドキュメント 神山健治監督の現場ルポ ◆シナリオの強度 脚作りに焦点を当てたドキュメント。 これは神山監督の監督術のコアに当たる部分。きっとNHKとの事前の話し合いでここを中心に番組を構成することは監督もしくはI.G側から提案したのではないかと邪推。通常のアニメメイキングと違った切り口で面白い内容になっていた。(作画自体については語られていないので、少々寂しいが主役が神山監督ということでは正解なのだろう。) 脚作りを徹底的に討論で強度を上げていくやり方は、まさに黒澤明の映画術と共通する。(黒澤の脚作りにもいくつかの変遷があったようで、こことかに整理した記述があるのでご参照→蒼穹の回廊 書評 橋 忍『複眼の映像-私と黒澤明』) 『攻殻機

    ■対話がアニメを作り出す~監督 神山健治~      (NHK にんげんドキュメント) - ★究極映像研究所★
  • ■NHK07年春放映の『電脳コイル』 スタッフ公開! - ★究極映像研究所★

    電脳コイル(公式HP) 07年春NHKで放送開始!  原作・脚・監督 磯 光雄 アニメーションキャラクター 田 雄 作画チーフ 井上 俊之/田 雄 美術監督 合六 弘(小倉工房) 色彩設計 中内 照美 作画監督 田 雄/板津 匡覧/押山 清高/秦 綾子/井上 鋭/井上 俊之/他 絵コンテ・演出 村田 和也/横山 彰利/笹木 信作/平松 禎史/安川 勝/野村 和也/他 あちこちのアニメ系サイトで話題になっているが、ついに放映時期とスタッフが公開された。通常の作品なら声優や音楽のスタッフから紹介されるはずなのに、この作品は作画と演出を中心に紹介。ここからこの番組のコンセプトが知れようというもの。まさにアニメーションの映像にスポットを当てた作品を目指しているのだろう。で、上は各スタッフの過去の作品等データへリンクをはってみた。 作画が井上俊之に田雄。磯光雄を加えて凄腕のアニメータが3人

    ■NHK07年春放映の『電脳コイル』 スタッフ公開! - ★究極映像研究所★
  • ■宮崎駿 初期原画&lt;2&gt; 『ルパン3世』第23話「黄金の大勝負」 - ★究極映像研究所★

    『ルパン3世』第23話 「黄金の大勝負」より引用→ CATVのANIMAXで『ルパン3世』ファーストシリーズが放映されていたので、せっせとDVDに焼いています(コピーワンス)。 で、宮崎駿のアニメータとしての原画の仕事はどこかと探してみたのですが、これがなかなか難しい。下記の労作のデータベースで書かれている9,14話にそれらしきシーンが僕には見つからない。 で、僕がそうじゃないかと思ったのが、最終話にある上の写真のシーン。 どこかに根拠があるわけではなく、この頃に描かれた『侍ジャイアンツ』と『空飛ぶゆうれい船』の宮崎原画のイメージに近いというだけ。全く僕の推測なので、確かな情報をお持ちの方は指摘いただきたい。 もともと宮崎は絵コンテを描いているわけで、レイアウトだけでいうと、絵コンテで相当描き込まれているはずなので、動きのないシーンだと単に絵コンテが別の原画家によって再現されているだけなの

    ■宮崎駿 初期原画&lt;2&gt; 『ルパン3世』第23話「黄金の大勝負」 - ★究極映像研究所★
  • ■アニメータ磯光雄 と 監督作『電脳コイル』 - ★究極映像研究所★

    ◆アニメータ磯光雄 MADビデオ(磯光雄作画集)「CIKY NO KIKI(地球の危機)」 その他磯光雄作品検索 (YouTube) なんといっても強烈だったのは、『新世紀エヴァンゲリオン 劇場版 Air』の作画。 エヴァ弐号機とアスカの鬼気迫る原画は、ここ10年のアニメで特筆ものでしょう。あの素晴らしい動きのタイミングが生成するダイナミックな映像。 フィルモグラフィによると、『エヴァンゲリオン』TV版19話「男の戦い」も磯作画。 19話の使徒喰いのシーンの凄さにも仰天しました。ロボットものが巨大生物ものに化けるあのセンス・オブ・ワンダー。もともと庵野秀明が諸星大二郎の「影の街」(『ぼくとフリオと校庭で』所収)のイメージにインスパイアされて、あのシーンが『エヴァ』企画のコアにあったらしいけれど、磯光雄によって、原典を超える奔放なイマジネーションを獲得したといっても過言ではない。 特にあの幽

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