タグ

2006年3月17日のブックマーク (5件)

  • HUD表示をやめればゲームの臨場感が増すか? | WIRED VISION

    HUD表示をやめればゲームの臨場感が増すか? 2006年3月15日 コメント: トラックバック (0) Clive Thompson 2006年03月15日 私は嵐のようにジャブを繰り出すと、上体を乗り出して、不意打ちのアッパーカットをらわせた。それは完璧に決まった――相手の顔に私のボクシンググローブがぶつかる湿った音が聞こえる。相手がよろめきながらリングのコーナーに戻ると、私は自分の攻撃ぶりに我ながら感嘆した。相手の目は腫れ上がり、口からは赤いものが流れている――ピカソが血を使って描いたらこんな感じだろうか。あと一度、連打を浴びせられれば、このラウンドはいただきだ。 ここで重要なのは、対戦相手がKO寸前かどうかを確かめるのに、画面上の「体力ゲージ」を見る必要がないことだ。実際、私がプレイしている『Xbox 360』向けボクシングゲーム『ファイトナイト ラウンド3』の画面には、体力値など

  • 色覚障害者を支援する色表示ソフト『アイパイロット』 | WIRED VISION

    色覚障害者を支援する色表示ソフト『アイパイロット』 2006年3月15日 コメント: トラックバック (0) AP通信 2006年03月15日 ボストン発――マサチューセッツ州アンドーバー在住の電気技術者、ハリー・ロジャーズ氏(48歳)は、他の多くの色覚障害者と同じように、長年生活全般を独特なものの見え方に適応させてきたので、赤と緑を識別できなくてもそれほど困らなくなっていると話す。 それでも、特に難しいことが1つある――コンピューター画面上の図やグラフなど、色分けされたコンテンツを理解することだ。オンラインで天気図を見て、「ここは雨が降っているのか、それとも雪か」と悩むことがたまにあると、ロジャーズ氏は話す。 だから、ロジャーズ氏は、『アイパイロット』という新しいソフトウェアの試用には積極的だった。このソフトを使うことで、コンピューター画面に表示された色とりどりの画像にいくとおりかのフィ

  • 氷と貝殻をヒントに開発、凍らせて作る新素材 | WIRED VISION

    氷と貝殻をヒントに開発、凍らせて作る新素材 2006年3月16日 コメント: トラックバック (0) Gretchen Cuda 2006年03月16日 強くてしかも軽い素材を作ることにかけては、人間の力など母なる自然には到底及ばない。それでも科学者たちは、少しでも差を縮めようと努力を続けている。 ローレンス・バークレー国立研究所(LBNL)材料科学部門の研究チームは、氷や貝殻に見られる複雑な構造を模した新素材を作り出すことに成功した。きわめて強度の高いこの材料は、丈夫な人工骨から航空機の部品まで、さまざまなものへの応用が期待できる。 研究チームは、氷が形成される際の物理現象を応用して、現行の技術で作られるものに比べて4倍丈夫な新素材を開発した。LBNLに所属する物理学者、エドゥアルド・サイズ氏は、「水を冷却して氷にする過程を調節できるので、非常に複雑な構造を作ることができた」と話す。サイ

  • 「惑星間インターネット」を目指して | WIRED VISION

    「惑星間インターネット」を目指して 2006年3月15日 コメント: トラックバック (0) Joanna Glasner 2006年03月15日 現在、火星上の探査車から米航空宇宙局(NASA)の科学者まで、約40分で情報が伝わる。データが1億〜4億キロメートル移動することを考えれば、かなりの早業だ。 しかし、これでもまだ待ち時間が長すぎると、NASAでデータ規格プログラムの責任者を務めるエイドリアン・フック氏は考えている。 フック氏によると、地球から月くらいの距離であれば、人間と機械の双方向通信システムを作るのは技術的に可能だという。研究者たちはさらに長い距離で、頻繁に障害が発生しても通信を維持できるような方法を探っている。 「惑星間の通信は双方向性に乏しい……。すべて蓄積転送方式で行なわれる傾向がある」と、フック氏は話す。「われわれは、インターネットのような通信を発展させて、障害やス

  • 人間の直感を高めるコンピューター技術『直感エンジン』 | WIRED VISION

    人間の直感を高めるコンピューター技術『直感エンジン』 2006年3月15日 コメント: トラックバック (0) Quinn Norton 2006年03月15日 サンディエゴ発――人間とコンピューター間のやりとりには、矛盾が存在する。コンピューターは大量の数字を、偏見を交えずに迅速に処理できるが、人の顔や木、子犬を認識させるようプログラミングするのは非常に難しい。さらには美しいのか、清楚なのか、かわいらしいのかを判断させるのは不可能だ。 一方の人間は、パターンを認識するのが得意だ。生まれたばかりの赤ん坊であっても人間の顔を好む傾向を示すことから、パターン認識はわれわれ人間に深く根づいた先天的な特質であることがわかる。 現在、研究者たちは、コンピューターと人間がそれぞれに持つ相補的な技能を結合させる、一連のツールの開発を進めている。ソフトウェアを使って人間の直覚力を高め、より正確にするという