大野・城下町再生へ具体策出せるか 市街地活性化基本計画が最終年度 社会 福井のニュース ：福井新聞記事一覧 大野・城下町再生へ具体策出せるか 市街地活性化基本計画が最終年度 （2012年5月20日午前7時02分） 観光の起点として大型駐車場や観光案内所、土産物店などが整備された「越前おおの結ステーション」＝福井県大野市明倫町 福井県大野市が２００８年度に、国に認定された５カ年の「市中心市街地活性化基本計画」が、最終年度を迎えている。七間通りの東西に整備した大型駐車場「城下町東広場」「越前おおの結（ゆい）ステーション」などハード事業が進み、まちは目に見えて変わった。また越前大野城築城４３０年祭では、市民提案の新たな取り組みも見られた。一方で、商店街活性の核とされた店舗建設は具体化できず、２期目への持ち越しは必至。城下町の再生に向けて「最後のチャンス」といわれる基本計画の成果と課題を追った。 （大野支社・土山実穂） ■目標達成 基本計画では旧城下町を中心に、約８７ヘクタールを中心市街地
