日記:どうでもいいが、はてなブログでの記事執筆方法は未だにはてな記法をえらんでしまう。 本題。 comic-days.com 本作では、愛子は姉から送りつけられた「やすお」と生活を送る中で彼女の自己中心的な性格に直面しつつ、「やすお」が壊れるタイミングで読者に「やすお」の正体(人口からランダム抽出された人間を「半機械」化した存在で、そもそもが元々人間)が明かされる。アンドロイドものと思いきやディストピアものだった、という種明かしがされたあと、更に愛子の内心の葛藤が明かされるところで話が終わる。 この短篇が巧いのは「愛子の問題が何一つ解消されていない」という点だ。 愛子は自分もまた「やすお」と同じ存在である「はなこ」になる運命だったので(それを親のコネでどうにか避けることができた)、「やすお」に対して倒錯した感情を抱いている。彼女は親や姉に対してコンプレックスを抱える反面、「やすお」の一件で