奈良先端科学技術大学院大学の河合壯教授らが、非常に高感度な「光センサー分子」を開発することに成功した。(MSN産経ニュースの記事、朝日新聞の記事) 光センサー分子は「光に反応して色や形が変わる」物質。従来の光センサー分子は50%程度の感度しか持たなかったが、河合教授らが開発した光センサー分子はほぼ100%光を感知することが可能で、人間の目の1.5倍の感度に相当するという。光で書き込みができる光記録ディスクや、接着剤といった製品への応用が期待される。この光センサー分子を使った光ディスクは高速での書き込みが可能で、消費電力も大幅に減少する。容量の面でもBlu-rayディスクの100倍以上の記録が可能になるとのことだ。