眠っている時に、呼吸が頻繁に止まる「睡眠時無呼吸症候群」。太った男性の病気と思われがちだが、女性にも意外に多いことがわかってきた。昼間に強い眠気を感じて運転事故などの危険が高まるのに加え、生活習慣病にもなりやすいため、気になる人は早めの対処を心がけよう。 ■肥満でなくても 睡眠時無呼吸症候群の診断基準は、睡眠中、10秒以上の呼吸停止が1時間あたり5回以上あり、日中の眠気などの症状が伴うことだ。大半は、空気の通り道である気道が塞がれることで起きる。 大きな要因は肥満だ。太ると、のどや舌などに脂肪がついて気道が狭くなる。眠って口の中の筋肉が緩むと、舌の根や軟口蓋が下がって気道を塞ぐ。 日本人の場合は、あごが小さい、下あごが後ろに下がっているなどの骨格的な問題もあり、肥満ではない患者も3割程度いるとされる。男性の病気のイメージがあるが、実際は女性の患者も少なくない。 ■閉経後に増加
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