2009年8月10日のブックマーク (4件)

  • 日欧の大学と職業―高等教育と職業に関する12ヵ国比較調査結果― - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

    議論が老社会学者氏の「正論」のような糸の切れた凧にならないようにするためには、やはり実証研究の成果をきちんと使う必要があります。ここ数日charisさんとの間でやりとりされている教育仕事の関係、なかんずく高等教育仕事の関係についても、まさに「職業レリバンス」という問題意識に基づいて行われた調査研究が踏まえられる必要があると思います。 JILPTは前身のJIL時代からこの問題領域について繰り返し研究を行い報告書をまとめてきていますが、とりあえず一番まとまったものとしては、2001年3月に発表された「日欧の大学と職業―高等教育と職業に関する12ヵ国比較調査結果―」が有用です。 http://db.jil.go.jp/cgi-bin/jsk012?smode=dtldsp&detail=E2001090016&displayflg=1 >日労働研究機構では、平成10年度より「大卒者の職業へ

    日欧の大学と職業―高等教育と職業に関する12ヵ国比較調査結果― - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)
  • 高校普通科 - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

    charisさんとの議論の中心にある論点を、哲学や美学といった個々の学問分野の意味や価値をどう考えるかという個別領域ごとにそれぞれ思い入れやら何やらがあり得る論点を捨象して(私自身の思い入れは最後のところに付記します)、ある意味で質的なところだけを純粋抽出すると、職業教育ではないという消極的な定義しかできない「高校普通科」をどう考えるかという問題に至ります。 たまたま、児美川孝一郎さんのブログ「Under my thumb」の標題のエントリが載っていましたので、一つのヒントとして。 http://blogs.dion.ne.jp/career/archives/8637771.html >昨日は,神奈川県高校教育会館主催の教育講座の講師として,「権利としてのキャリア教育」について話をしてきた。 なかなか感度の高い先生がたと議論できたのは,面白かったし,今どきの学校現場がどれほど“押し込め

    高校普通科 - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)
  • 濱口桂一郎氏へのお答え - charisの美学日誌

    [議論] 濱口桂一郎氏へのお答え (写真は、リベラルアーツの源流の一人プラトン(左)。体育、音楽、文芸、算数、幾何、天文を学ぶことの重要性を説いた。) 濱口桂一郎『新しい労働社会』についての私の書評に対して、濱口氏がご自分のブログで丁寧なコメントをくださった。そのことを感謝するとともに、こうして著者と直接意見の交流ができるブログは、つくづく有難いものだと思う。↓ http://eulabourlaw.cocolog-nifty.com/blog/2009/08/charis-772a.html 書における労働と雇用をめぐる濱口氏の現状分析は見事なものであり、その部分については、コメントで氏が述べられたことも含めて、私には異存はない。私が氏と大きく見解を異にするのは、大学教育が持つべき「職業的レリバンス」についてであり、コメントによって氏の見解がさらに詳しく示されたので、再度私の見解を述べ

    濱口桂一郎氏へのお答え - charisの美学日誌
  • charis氏の拙著批判への若干のコメント - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

    charis氏の拙著に対する3回シリーズの批判が終わったようですので、若干のコメントを述べておきたいと思います。 http://d.hatena.ne.jp/charis/20090804 http://d.hatena.ne.jp/charis/20090805 http://d.hatena.ne.jp/charis/20090806 まずはじめに申し上げておきますと、charisさんはいささかわたくしを急進的な改革論者という風に認識されすぎておられるのではないかと感じました。わたくしのモットーは、認識論的にはラディカル(根底的に考えるということ)に、実践論的にはリアリストであれ、というところにありますので、 >長期雇用・年功賃金制という屋台骨を破壊しなければならないほどの積極的な理由を、私は濱口氏の叙述の中には読み取れなかった。 などという急進的な主張をした覚えはないのですが。むしろ

    charis氏の拙著批判への若干のコメント - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)