治大国若烹小鮮 おがた林太郎ブログ 衆議院議員おがた林太郎が、日々の思いを徒然なるままに書き綴ります。題は「大国を治むるは小鮮を烹るがごとし」と読みます。 あまり最近は世間の関心を呼ばなくなりましたが、WTO農業交渉が少しずつ動いています。12年くらい前にはコメの市場開放について盛り上がって、当時の細川内閣が潰れるんじゃないかというくらい盛り上がりましたが、最近は内閣を揺るがすほどのイシューにはなっていません。 しかし、今、ジュネーブのWTOで起こっていることというのは実は12年前よりも深刻なんじゃないかなという気にさせられます。1993年12月15日に日本は「断腸の思いで苦渋の決断をして」ガット・ウルグアイ・ラウンドの結果を受け入れましたが、結果としてはコメの輸入は裏技を使いながらそんなに伸ばすこともなく、農産品全体の関税削減もそれなりのところで収まったというのが率直なところです(実状は
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