出世街道をまっしぐらの女性が、コピーライターの糸井重里氏が手がける人気ウェブサイト「ほぼ日刊イトイ新聞(ほぼ日)」に入ったらどうなるのか――。運営会社、東京糸井重里事務所(東京・港)の最高財務責任者(CFO)、篠田真貴子さんは帰国子女で元マッキンゼー、外資系企業の幹部と華々しいキャリアを歩んできた。その篠田さんが遭遇した摩訶不思議(まかふしぎ)な世界とは? ◇ ◇ ◇ 人生のある時点まで、「大きいことはいいことだ」とばかり思っていました。規模拡大を目指すのは当たり前。利益は大きければ大きいほどいいんだという世界で、より高いポジションを目指すことが「出世」なんだ、と思い込んでいました。 本当にそうなのかという問いを突きつけられたのは、東京糸井重里事務所に来てからです。それまで所属していた外資系大企業とはまったく違う組織文化に触れ、利益とは本来、人間にとっての体温や血圧みたいなも
![スーパーエリート女性が糸井重里『ほぼ日』に転職、遭遇した「不思議すぎる世界」とは (NIKKEI STYLE) - Yahoo!ニュース](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/3ec83bfc35074ee99b285ab413592b934f5f152d/height=288;version=1;width=512/http%3A%2F%2Flpt.c.yimg.jp%2Famd%2F20160819-00000006-nikkeisty-000-view.jpg)