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第141回 この国の行く末、考えるべき「7つのS」 政治アナリスト 花岡 信昭氏 2009年1月8日 ことし最初のコラムである。大荒れ必至の通常国会が5日、開幕した。このことを中心に書くべきかどうか迷ったが、ここはもっと大きな視点で見たい。大上段に振りかぶるのもなんだが、こういう書き方はおそらく年頭ぐらいでしかできない。そう考えて、このコラムのタイトルそのものともなるのだが、この国はいったいどういう「国のかたち」を目指すべきなのか、日ごろ考えていることをまとめてみたい。 あちこちの大学、大学院で講義を担当させてもらってきたが、新年度から専任の場ができることもあって、いくつかは失礼させていただいた。そこで「最終講義」というのも大げさだが、日本が直面している「7つのS」を考えてみよう、といった話をした。 というのは、あれこれのテーマを考えていると、すべて頭文字が「S」になるというおもしろ
第4回 「小沢一郎」とはどういう政治家か ~「壊し屋」イメージの先にあるもの~ 政治アナリスト 花岡 信昭氏 2006年4月18日 衆院補選・握手する小沢代表 衆議院千葉7区補欠選挙の応援で、支援者と握手する民主党の小沢一郎代表(千葉・野田市) (写真提供:時事通信社。なお同写真およびキャプションについて、時事通信の承諾なしに複製、改変、翻訳、転載、蓄積、頒布、販売、出版、放送、送信などを行うことは禁じられています) 小沢一郎氏が民主党の代表になって、このところの政治論議は「小沢論」に集中している。筆者の個人メルマガ・ブログへの意見やコメントも、小沢氏に関するものが格段に増え、それも「否定論」が大半である。 読者には保守派が多いから、小沢氏が主張する靖国A級戦犯分祀論、在住外国人参政権付与などをめぐって、厳しい意見がどうしても多くなる。「靖国」を持ち出したのは、小泉首相との
わたしはもともと、産業機器や産業ロボットのセンサー・部品などを設計・試作する小さな会社の経営者だ。いわば中小企業の“オヤジ”である。 そのわたしが、いつの間にか偽札やカード犯罪をはじめ、世界に広がる組織犯罪の調査や捜査に関わるようになり、欧米の特殊捜査機関にも協力することとなった。そのため、一般の人が知り得ないような重大な情報にも日々、触れている。 こうした状況になって、痛切に感じることは日本では重大な犯罪情報が報道規制を受けてなのか、隠されてしまい、その結果、多くの日本人の犯罪に対する意識や自衛力が低下してしまったことだ。 恐るべき無防備さで、日本人女性たちが海外の危険地帯を一人で旅し、犯罪者の餌食となって、やむを得ず(あるいは自分から望んで)その地にとどまり、自暴自棄ともいえる生活を送っている。わたしはそんな女性たちをたくさん見てきた。 国内においても、カード犯罪や知らぬ間に重
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