ウィルコムの「W-ZERO3」シリーズ投入を契機に、日本のスマートフォン市場で存在感を増してきたのがWindows Mobile搭載端末だ。2006年にはウィルコムがメモリ増強版のW-ZERO3とデュアルキーボード搭載の「W-ZERO3[es]」を投入したのに加え、ドコモがHTC製の「hTc Z」、ソフトバンクモバイルが同じくHTC製の「X01HT」をリリース。2007年には新規参入組のイー・モバイルが「EM・ONE」を、ソフトバンクモバイルがWindows Mobile 6搭載の東芝製端末「G900」をリリースすることもすでに決まっている。 「毎年、(Windows Mobile搭載機の)出荷台数を3倍にする」ことを目標に掲げるマイクロソフトも(2006年12月の記事参照)シェア拡大に自信を見せ、同社が150万人程度いると見積もるアーリーアダプタ層(トレンドに敏感なオピニオンリーダー的存