肋骨から下腹部(鼠径部)までの状態を診ます。 内科のお医者さんに行くと、腹診を受けると思いますが「一体何を診ているのだろう、、、」と疑問に思う方も多いかもしれません(私はずっと疑問でした。笑) お腹の状態から実は色々なことが分かるんです。 例えば、 皮膚の状態からは、胃腸の働き、腹直筋の緊張の度合いからは現在のカラダの状態、本来の体質など。もう少しカラダのなかを探るように押すと内部の臓器(胃腸、肝臓、子宮)の様子などを知ることができます。 時々、お腹に触れただけでくすぐったがったりする方もいらっしゃいますが、この場合はもともとの体質が虚弱か、かなりカラダが弱っていると判断します。 日本人は他の民族に比べ胃腸が弱い人種と言われます。 これは肉食文化の欧米人に比べ、本来消化に良いものを主食としてきた日本人は、比較的華奢な胃を持っているためです。また、腸が長く、センイ質の多い食物を吸収するために