今月4日の深夜から5日の未明にかけて、佐賀市内で起きたバイクの暴走行為。騒ぎが収まった後、道路には、ごみが放置される事態になりました。 佐賀大学「お嬢様部」部長:「やっぱり、私たち部員としても、憤りを覚えて。これはさすがに許せませんわと、思いましたわね」 この迷惑極まりない行為に対し、立ち上がったのは、近くにある佐賀大学の「お嬢様部」です。 大学非公認のサークルで、普段は、お嬢様口調の会話やお茶会などを楽しんでいます。 バイト帰りに、ごみが散乱する様子を目にした、お嬢様部の部長がSNSで、ごみ拾いを呼び掛けたところ、10人ほどが参加。およそ15袋分のごみが集まりました。 内面の美しさが表れた、お嬢様部のこの見事な“後始末”が話題となり、佐賀大学も、次のように投稿しました。 佐賀大学ツイッター:「片付けをして下さった『お嬢さま』の皆様、ありがとうございます」 騒ぎを起こした暴走族やごみを放置
世田谷区で子どもを抱える身になり痛切に感じるのが、区内の縦方向、つまり南北移動のしづらさです。公共交通機関の縦移動の脆弱さは、実際に住んでみてジワジワと効いてきます。この不便さは、どうにかならないものなのでしょうか。 世田谷区長年の課題“縦移動” 東京23区内で最大の人口94万人を誇る世田谷区。総面積でも23区内で2番目に広く(1番目は大田区)、いくつかの政令指定都市や8つの県よりも人口が多いことでも知られています。そんな“大国”である世田谷区の住民を長年悩ませているのが、区内の“縦移動”です。 世田谷区には、京王線・小田急線・東急線といった東西を走る私鉄が充実しており、都心部へのアクセスは容易ですが、問題は“縦”、つまり南北間の移動です。 拡大画像 小田急バスが運行する成06系統。世田谷区コミュニティバスの「南北路線」として、京王線の千歳烏山駅と小田急線の成城学園前駅を結ぶ(乗りものニュ
フラッグ・ハンドオーバー・セレモニーで五輪旗を振る東京都の小池百合子知事=国立競技場で2021年8月8日午後9時40分、久保玲撮影 2021年夏に開催された東京オリンピック・パラリンピックの大会経費は、国と東京都、大会組織委員会の3者がそれぞれ負担し、総額約1兆4530億円となる見通し(同年12月時点)だが、この巨額経費の全容について国民が妥当性を検証するすべはない。このうち組織委が負担した4割超については、情報公開制度の対象外だからだ。国を挙げての一大行事にもかかわらず、支出の裏付けを確認できないまま組織委は今月下旬に解散する予定だ。今後、契約書などの重要書類はどうなるのか。【福島祥】
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