以前から観たかった黒澤映画「七人の侍」。七人それぞれの個性が際立っており戦後すぐの映画とはおもえないクオリティ。雨の中の戦闘シーンなど迫力満点。三船敏郎の表情豊かな表現にも惹き込まれる。
質ではなくどんな検査や手術をしたかで算定される診療報酬。それは医師が患者に対して必要最低限の治療を行うといういわば「性善説」に従って仕組みづくりをされている。しかし、昨今、診療報酬の切り下げなどの影響からその裏をかくいわゆる医療機関に蔓延る闇のビジネスについて取材した内容。中規模病院の約半数は赤字経営、暴力団など闇の組織、もしくはそれに準ずるグレーな団体がいかにして病院を乗っ取るか、患者(特に高齢の方や生活保護を受けている)をどのように食い物にし、また診療点数を荒稼ぎしているか現場の取材から集めた話しが真に迫っており危機感をもって感じられる。医師は経営に関しては素人だというのがこの問題をさらに根深くしているようにも思える。中小病院、医療、ひいては日本の福祉に至るまで大きな疑問を投げかけた一冊。 #医療
印象派・印象主義の絵が雑多にわかる本。なんだかんだでミレーとゴッホが好き。バルビゾンで長閑に過ごしたいΣ( ̄。 ̄ノ)ノ
20160107 本題は仏教だが、他の宗教との対比やまた仏教内での比較などが、梅原先生の言葉で分かりやすく表現されており面白い。最終講義は同時多発テロが起きた10年ほど前で、ちょうどわたしも当時の生徒と同年代であったことが一層しみじみと感じ入る点である。
15.10.24. フランクルが収容所体験を通じて積み上げた記録。同じ極限状態においても、それへの反応は人によって違う。ある人は死んだ仲間から靴を剥ぎ取り、またある人はなけなしのパンを分け与える。最期にどのような態度を取るかという精神的態度の自由は何者にも侵害されない。
20150722 繰り返し再読したい本。対話式で書かれており、安易にサラッと読めるようで、深い森に迷い込むような感覚。思考のコペルニクス的転回を求める内容なだけに、一度の読了では到底覆いきれない内容で、良書なのか有りふれた内容なのかの判別も難しい。
本書は快眠法に留まらず、健康について幅広く捉えた良書である。自律神経の専門家でもある著者は、首を緩めるのみでなく、近年話題の腸内フローラについても簡単で継続できるアドバイスを送る。健康に関心のある様々な人に手に取ってほしい良書。
筆者のインタビュー形式で語られる対談集。マイルスを基軸に構成されてるようだが、イマイチ一貫性がなく、対談集の詰め合わせという感じ。好きなジャズメンだけつまみ食い。星2つ。
【映画視聴】連合国総司令部が、天皇の戦争責任というきわめて困難でアンタッチャブルな課題に直面した作品。主人公であるフェラーズ准将は実在の人物であり知日家として、日本の政治家、皇室関係者に話を聴き、天皇の戦争責任について調査を開始する。マッカーサ元帥が日本に降り立ち、天皇とツーショット写真を撮るまでのきわめて短い期間にクローズアップしているため、アップダウンの激しいものではなく淡々と流れるものだが、ストーリーとしてはよくできており面白い。ただ、もう少し前の段階の軍部が暴走した経緯や、その後の東京裁判のエピソード(石原莞爾や、大川周明など)があってもよかったかなという気もする。第二弾が見たい。静かに見れる映画。 #ボナー・フェラーズ
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