果実は8 - 10月ごろに熟する[7]。個々の雌しべは袋果になり、これが集まった集合果は長さ3 - 7 cmで垂れ下がる[7][15](上図1h)。各果実は裂開し、ふつう1個の赤い種子が白い糸状の珠柄で垂れ下がる[7][15]。鳥によって種子散布される[17][18]。染色体数は 2n = 38[15]。 種子段階での自殖率は木によってばらつきが大きいが30%程度であり、近交弱勢のため多くの集団では生活史が進むにつれて近交係数は低下するが、近交弱勢の影響がほとんど見られない集団も存在する[18]。種子による更新に加え、萌芽更新や伏条更新も行う[18]。環境条件によっては、樹高1 m程度で開花・結実することもある[18]。 分布と生育環境[編集] 2a. 愛知県春日井市「築水池のシデコブシ自生地」のシデコブシ 2b. 園芸品種 'Royal Star'[22] 日本の固有種であり[4][23
![シデコブシ - Wikipedia](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/49c575c10f8a258cabab213ef33024801ddfe397/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fupload.wikimedia.org%2Fwikipedia%2Fcommons%2Fthumb%2F6%2F69%2F%25E6%25A4%259B%25E3%2581%25AE%25E3%2582%25B7%25E3%2583%2587%25E3%2582%25B3%25E3%2583%2596%25E3%2582%25B7%25E8%2587%25AA%25E7%2594%259F%25E5%259C%25B05.jpg%2F1200px-%25E6%25A4%259B%25E3%2581%25AE%25E3%2582%25B7%25E3%2583%2587%25E3%2582%25B3%25E3%2583%2596%25E3%2582%25B7%25E8%2587%25AA%25E7%2594%259F%25E5%259C%25B05.jpg)