原因[編集] これだけの大きな被害をもたらした大火災だが、出火原因は現在でも不明である[5]。まず第1出火点として、8月17日14時30分頃、吉方290番地の木造平屋建の空き家で出火したが、消防車が出動し消し止められた。ところがこの直後の15時2分頃、第1出火点から約17m離れた市営動源温泉屋上の湯気抜き鎧戸から火炎が噴き出して第2出火点となった。こちらは南からの強風に吹き煽られて消火できず、延焼を続けて大火につながった[3]。 第1出火点となった空き家は、杉皮葺き屋根の一部を焼いたのみで鎮火している。この空き家では、出火直前まで3人の作業員が椎茸原木の穴あけ作業をしており、その作業に使用した電動ドリルが過熱して杉皮葺き屋根に燃え移ったのではないかと見られ、作業員3人が取り調べを受けたが証拠不十分となった。 第2出火点では、鳥取駅信号所にある暖房用煙突からの飛び火が原因ではないか[6]とい