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ブックマーク / motoken.na.coocan.jp (2)

  • 第5回日本ホラー小説大賞選考過程

    第5回日ホラー小説大賞発表 鼎談 小説の意味が問われる時代に (『の旅人』角川書店 1998年6月号 P.34〜43より転載) 第5回日ホラー小説大賞の選考会は、去る3月20日午後4時30分より、東京・紀尾井町「福田家」にて、荒俣宏氏、高橋克彦氏、林真理子氏の各選考委員出席のもとに開催されました。 応募総数712編(長編229編、短編483編)の作品から、第一次・第二次審査を経た10編(長編4編、短編6編)を候補作とし、慎重なる審査が行われましたが、今回は残念ながら、大賞、長編賞、短編賞、いずれも受賞作なしという結果になりました。 ここでは、選考の経過をお伝えすると同時に、今後応募なさろうという方、また日ホラー小説大賞に限らず、これから小説を書こうとされている方々へのアドバイスとして、当日の選考会の模様を再録させていただきます。 最終候補作品 《長編賞》 「CENTURY OF T

  • 第一回奇想天外SF新人賞選考会:選考過程

    ◇『奇想天外』(注1)1978年2月号「新人賞選考座談会」より一部抜粋しました。 ◇当時、都立井草高校2年生の新井素子さんがこの新人賞に応募し、その作品が最終選考まで残った、というのがこれまでの経過です。 ◇選考委員は、星新一、小松左京、筒井康隆の三氏です。 「あたしの中の……」新井素子 小松 「あたしの中の……」これは16歳の少女でしたね。 星  これは、驚いたの一言につきたな、ぼくは。 小松 そうかねえ、ぼくはあんまり感心しなかったけど。 星  違った世代が、ついに出現したという感じを受けましたね。テンポというものがあるんだ。今までの小説の中にない新しさというとテンポだろうと思うんだ。 筒井 それならば、むしろ「カッチン」(注2)のほうがいいですね。「あたしの中の…」の場合は、話がよく出来ててかわいらしいんだけども女性の饒舌体とか、マンガの吹き出し的なセリフが生かされてないんですよ。も

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