気仙沼、太田租界の高台に残るダンスホール『Runba』 ちょっとだけ中も撮影できた。(どうやらPCBの保管庫になっているらしく内部立ち入りは厳禁なようだ。) いかにもカフェー調といった雰囲気の内部の装飾。 この一画はバーのような使われ方をしていたらしい。 窓横にはなにか装飾品をとりつけていたかのような跡が残る。 紅灯華やかかりしころは、ここで多くの男女が賑やかに夜を楽しんでいたんだろう、現在の光景からは想像すら難しい、 かつての歓楽街の記憶を物語る建物だ。 しかし、太田租界の中心から外れたアクセスの悪い場所になぜダンスホールなんかあったんだろう。 おじいさんに伺うと、ここには高砂という屋号の"遊郭"があったということを教えてもらった。 (おじいさんの言葉そのままに"遊郭"という表現を使うが、表向きは料理店か旅館だったのだろう。) なお、参考文献として『気仙沼町誌』から以下の記述を引く。 『