衰退したと言われるアメリカの製造業。 しかし、2000年から2007年の数字を見ると、雇用が減少する中で、生産出量はむしろ8%増加している。 いったい何が起こっているのか。アメリカ社会を長年にわたり見つめてきた秦隆司氏が、「ウォール・ストリート・ジャーナル」の記事を中心に解説する。 私は大学受験をしなかった 私の日本での高校生活は教師と争いの日々だった。校則で髪を伸ばすことが禁止されていたが、私は髪を伸ばしていた。私に髪を切らせようとする教師が数人いて、彼らとの戦いだった。校長にも呼び出されたが、校則に従うことはなかった。そうして、週に一度くらいは学校を休んだ。教師と仲が良くなく、そんな教師から書いてもらわなければならない内申書が必要な大学など行きたくないと、大学受験をしなかった。 高校時代からブルースバンドのドラム担当として、すでにクラブなどで演奏してお金を貰っていた。高校を卒業してから
![いま、アメリカの製造業に起こっていること─雇用が減っても生産性が上がっているのはなぜ? | アメリカニュース解説](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/859150d87662adf87521d4fd81fd8f72c8751fbb/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fcourrier.jp%2Fmedia%2F2020%2F01%2F24005221%2FGettyImages-1094082188-e1579762376940-1600x900.jpg)