大関・魁皇 20日に引退表明へ 7月19日 21時3分 大相撲の大関・魁皇が現役を引退することを決め、20日、記者会見を開いて正式に引退を表明することにしています。魁皇の引退で、大相撲の大関以上の力士の中には日本人力士がいなくなりました。 大関・魁皇は19日、名古屋場所10日目に大関・琴欧洲に敗れて7敗目を喫し、20日夜、師匠の友綱親方と今後について話し合い、引退を決めたということです。38歳の魁皇は、今場所、大関在位が史上1位に並ぶ65場所となり、5日目には史上単独1位となる通算1046勝目を挙げて、千代の富士の持っていた通算勝利数の記録を更新しました。魁皇は、記録をさらに1047勝まで伸ばしたものの、初日から腰の調子が思わしくなく、8日目から10日目まで3連敗するなど、3勝7敗と黒星が先行していました。魁皇は20日、記者会見を開いて正式に引退を表明することにしています。20日の名古屋場