夏場のエアコンは「つけっぱなし」の方が電気料金が安くすむ。そんなうわさがTwitterやFacebookで広がったのを受け、メーカーのダイキン工業が検証結果を公開した。結論は「日中30分までの外出なら、つけっぱなしは得」だが「常時つけっぱなしは逆効果」だそう。 「つけっぱなしは得」7割が信じる ダイキンはまずインターネット上で100人にアンケートをとった。すると7割の人が、すでにエアコンは「つけっぱなし」の方が安くすむと信じていた。 エアコンは起動の際に特に消費電力が大きくなるので、短い時間に何回も入れたり切ったりするよりは、つけっぱなしの方が省エネルギーになる、という考えだろう。 そこでダイキンは比較実験を行った。8月の猛暑日に大阪の築10年、南向きマンション2部屋で9~23時にエアコンを「つけっぱなし」にした場合と、30分間隔で「こまめに入り切り」した場合の消費電力を照合した。