アジアICT業界のリサーチ・コンサルティングを手掛けるROA Holdingsは24日、『2012年日本移動体通信市場の予測(2012年の10大トピック分析)~キャリアとサードパーティ間の熾烈な争い~』と題した調査報告書を発表した。 2012年の日本移動体通信市場に関する10大トピックを選定し、分析すると同時に、市場を予測したもの。それによると、スマートフォンのOSに関しては、Androidが継続的にシェアを拡大し続ける一方、2012年はWindows 8 OSのローンチにより、Bizユーザーを中心にMSの巻き返しがはじまるとしている。このためキャリアもCS戦略の多方位が必要になるという。また、スマホやテザリングサービスの普及に伴うネットワークキャパシティの逼迫を受けて、キャリアは従量課金制への移行とオフロード戦略の拡充が不可欠となるとも分析している。 同レポートの主なトピックスは以下の通