東京・日本橋高島屋で約1000万円の純金製の茶わんが盗まれた事件で、逮捕された男が「盗んだ茶わんでお茶を飲もうと思ったが換金した」と話していることがわかりました。 警視庁によりますと、堀江大容疑者は今月11日、日本橋高島屋の展示販売会「大黄金展」で、販売価格約1040万円の純金製の茶わんを盗んだ疑いが持たれています。堀江容疑者は事件当日、会場を出た後、地下鉄で木場駅まで移動し、その日のうちに、江東区内の買い取り店で茶わんを180万円で売却したとみられています。 その後の捜査関係者への取材で、堀江容疑者が「盗んだ茶わんでお茶を飲もうと思ったが換金した」と話していることがわかりました。 茶わんは見つかっておらず、さらに売却されたとみられ、警視庁は茶わんの所在確認を進めるとともに事件の経緯を調べています。