昨年の米大統領選におけるロシア介入疑惑をめぐる捜査で、ロバート・ムラー特別検察官はホワイトハウスに、ドナルド・トランプ米大統領就任後の資料提出を求めたという。複数の米メディアが20日夜に伝えた。 米紙ニューヨーク・タイムズと同ワシントン・ポストはそれぞれ、トランプ氏が今年2月に国家安全保障問題担当の補佐官だったマイケル・フリン氏を解任した経緯の書類を、特別検察官が求めていると伝えた。さらに報道によると、ムラー検察官は、昨年6月にトランプ氏の長男がロシア人弁護士と面会した件についても、証拠提出を求めているという。