「宮本から君へ」は文具メーカー「マルキタ」に務める、恋にも仕事にも不器用な新人営業マンの成長を描いた青春ストーリー。原作マンガは1990年から1994年まで雑誌「モーニング」にて連載され、1992年に「第38回小学館漫画賞」の青年一般部門を受賞した。原作者の新井はエレカシの大ファンを公言しており、この物語の主人公・宮本浩は宮本浩次(Vo)の名前が由来になっている。 監督は、映画「ディストラクション・ベイビーズ」で「第69回ロカルノ国際映画祭」にて新進監督コンペティション部門・最優秀新進監督賞を受賞した真利子哲也。主人公の宮本浩役を演じるのは池松壮亮で、彼はライバル社と揉めごとを起こした宮本が反省して頭を丸めるシーンにも挑んでいる。 池松はエレカシについて「僕にとってエレファントカシマシさんはとても偉大です。直接お会いしたことはありませんが、その歌に何度となく救われ、鼓舞されてきました。隠れ