これはテープを巻き取ることにより、巻き取りリールの直径が徐々に大きくなり、リールの1回転あたりの巻き取り量が多くなるため、テープの速度が速くなっていることが原因のようです。巻き取りリールをプーリーや平歯車などに置き換えてみると、巻き取りが進むにつれてギア比が変わってしまうことが想像できると思います。 市販のラジカセなどはピンチローラーを使って一定の速度でテープを送り、巻き取りリールの方は一定の負荷がかかると空転する機構になっているため、このような現象は起きないようになっています。やはり、きちんとした音を出すにはピンチローラーを使った精密な機構が必須のようです。 中学生の頃、初めて買ったボーダーのTシャツが「ラガーマンみたい」とばかにされた時よりもショックで、気分はオールブラックスになりました。