平成が終わり、新たな元号が始まる2019年は、日本の製薬業界にとっても大きな節目の年となりそうです。 武田薬品工業は年明け早々、シャイアー買収を完了し、日本から初めて世界トップ10入りするメガファーマが誕生。CAR-T細胞療法や遺伝子治療など、新規モダリティも相次いで承認される見通しです。まさに新時代の訪れを実感する1年になるでしょう。 武田 買収後の成長戦略に注目 2019年、製薬業界で最も注目されるであろうトピックの1つとして挙げられるのが、武田薬品工業によるアイルランド・シャイアー買収です。買収は1月8日に完了する予定で、武田はメガファーマとしてグローバル競争のスタートラインに立つことになります。 買収により武田の売上高は単純合算で約3.5兆円に拡大し、日本の製薬会社として初めて世界トップ10入り。武田は買収のメリットとして▽希少疾患への事業拡大▽米国でのプレゼンス向上▽研究開発投資
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