母猫がコヨーテに襲われたことで、孤児となった真っ黒の小さな子猫だが、足の指の数が一般的な猫より多い「多指症」だったのだ。 アメリカの作家のヘミングウェイが愛したことで知られる多指症の猫は、幸運を呼ぶ猫ともいわれている。この子猫にもすぐに幸せがやってきた。 やさしい家族に引き取られ、「ミトンズ」と名付けられ、元気いっぱいな日々を送っている。現在4歳となったミトンズだが、彼は子猫時代からやんちゃで、家の犬や猫たちに常に奇襲攻撃を仕掛けていたようだ。
動物の命を奪うのも人間なら、救うのもまた人間だ。そして動物たちの中には、助けてくれた恩を忘れない義理堅いタイプもいる。 北欧ノルウェーで、森を散歩中のおばあさんは、猟師に撃たれて瀕死の状態のシカの一種を発見した。 おばあさんはシカを助け出して自宅に連れ帰り治療をした。その甲斐あって、シカは元気に回復し、森の中へ帰っていった。 だが、その後何年も、おばあさんに会いに家にやってくるようになったという。 銃で撃たれたシカを助けたおばあさん ノルウェーの穏やかな風景の中で、種の境界を超えた心温まる物語が展開されたのは、今から何年も前のことだ。 小さな町の郊外に住んでいた当時70代のエラさんは、近くの森への散歩を日課としていて、その日も自然の美しさに浸りながらゆっくりと森の中を歩いていた。 その時、銃声が轟いた。それは、割と近くで聞こえ、エラさんは猟師がシカ科の一種を狙って銃弾を放ったのだろうと察し
「あの歌のタイトルなんだっけ?」ちょっとしたことが思い出せないことはよくある。ましてや睡眠不足となるとなおさらだ。 もし思い出せない記憶を蘇らせる方法があるなら、試してみたいことだろう。 そんな薬が本当にあったようだ。オランダの研究チームが、既に承認されている薬(日本では未承認)をマウスに投与したところ、寝不足で失われてしまったと思われたマウスの記憶を回復させることに成功したのだ。 これはただ記憶を取り戻す方法が発見されたというだけではない。寝不足で記憶力が低下したとしても、記憶自体が失われたわけではなく、その情報はまだ脳に保存されているという証拠でもあるそうだ。 睡眠不足になるとなぜ記憶を思い出せないのか? 記憶のプロセスは、たとえほんの少しの睡眠不足であっても大きく損なわれる。タンパク質や脳細胞レベルで影響を受けてしまうのだ。 ただよくわからないのは、寝不足による記憶力の低下が、それと
仲間をだますため、28種の存在しない生物を巧妙にでっちあげた博物学者「ジョン・ジェームズ・オーデュボン」 記事の本文にスキップ 魚11種、カタツムリ3種、鳥2種、軟体動物1種、植物2種、ネズミ9種、全部で28種もの偽物の生物をでっち上げた人物がいる。19世紀に活躍したアメリカの博物学者、ジョン・ジェームズ・オーデュボン(1785年4月26日 – 1851年1月27日)その人だ。 何故そんなことをしたのかって?それは仲間の博物学者にイタズラしてやろうというちょっとした遊び心からだ。だが、彼が同業者をだました一件は非常に巧妙であり、後世に混乱を招くこととなる。 発端は、フランスの博物学者、コンスタンティン・ラフィネスク(1783年10月22日- 1840年9月18日)が、1818年にオハイオ川を下る旅の途中で、オーデュボンに助言を求めたことにはじまる。オーデュボンは絵の才能もあり、北アメリカの
昨年末、南極の棚氷の崩壊が近づいているという話をしたかと思うが、(関連記事)その予測通り、南極のラーセンC棚氷にあった、記録の中でも最大級の氷山がついに分離した。 A68と命名される予定の氷山は重さ1兆トン、5,800平方キロメートルで、ロンドンの4倍にも匹敵する巨大さ。記録されているものとしては10指に入る大きさである。 Massive iceberg breaks away from Antarctica 巨大氷山の分離がどのような影響を及ぼすのか 英スウォンジー大学の発表によると、分離は7月10日から12日の間に発生したという。同大学を中心とする研究チームは欧州宇宙機関の観測衛星センチネル-1を用いて、長さ170キロに渡る氷の裂け目の変化を観測し続けた。 今回の分離は専門家にとってはさらに興味を深い状況を作り出す。氷河学者はラーセンC氷棚の残りの部分が以前と比べて不安定になるのかどう
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