コンビニは飽和している、無理な新規出店はしない――新浪剛史・ローソン社長 - 08/10/27 | 00:00 年初の減益計画から一転、通期予想を増益に上方修正した。業績好調の要因は。 上期の既存店売り上げは、前年比で5・4%増加した。タスポの影響が4%と大きいが、米飯やファストフードも伸びている。新業態の「ナチュラルローソン」や、生鮮コンビニ「ローソンストア100」の好調も後押しした。 ただし出店は抑えている。上期は純増27店にとどめたことで、新店の1日当たり売り上げは54万2000円(前上期実績は約45万円)まで上昇した。タスポ効果を除いても上場以来の最高額だ。 業績を押し上げた「タスポ効果」はいつまで続きそうか。 たばこは九州や中国・四国地方で、相変わらず売り上げを伸ばしている。ただ来期には反動も予想される。地域に合わせて冷凍品などを強化し、100円均一のPB商品「バリューライ