渡英する3週間前まで、私は劇場の案内係として働いていました。 と言っても、勤務年数は2年にも満たないほど短いです。 Apollo Victoria Theatre 大学卒業後、私が最初に選んだ職種は貿易事務。 メーカー兼商社の中小企業で、貿易事務・営業事務のお仕事を約3年間続けた後、 ワーキングホリデーで約1年間アイルランドに滞在しました。 帰国後、事務職に戻る気分にはなれず、 まったく違う業種にチャレンジしたくて選んだ仕事が案内係。 もともと大のミュージカル好きというわけではなかったのですが、 舞台を観ることが趣味の友達が何人かいて、少しずつ影響を受けていたのだと思います。 Apollo Victoria Theatre 劇場という非日常の空間が日常だった日々。 どんな仕事でも緊張感を持つ瞬間はあると思いますが、舞台はナマモノ。 同じ公演・演目でも、その都度舞台に流れる空気は異なります。
