日本サッカー協会は27日、来月のキリン杯2試合の日本代表メンバー25人を発表。FW宇佐美貴史(19)=G大阪=が初選出された。アルベルト・ザッケローニ監督(58)は、宇佐美について「まだ代表チームには値しない選手」と公言しながらの選出。異例の“英才教育招集”で成長を促す。MF柴崎晃誠(26)=川崎=と西大伍(23)=鹿島=の“無名”2人も初招集され、ザック色が打ち出された。 選出25人中、国際Aマッチ出場6試合以下が15人。1年前に南アW杯を戦った23人は遠藤ら8人に減った。日本代表が、さらに“ザック色”へと塗り変わる。 「今回は、新しい選手を手元において見る最高の機会。大切なのは、過去ではなく未来だ」 ザック監督は会見でこう繰り返した。初招集された26歳の柴崎は昨季までJ2東京V、23歳の西は09年までJ2札幌でプレーと、あまり目立たぬ存在だったが、昨秋就任したイタリア人首脳陣の視察網に
J1第12節第2日(21日、名古屋0−0柏、豊田)首位の柏は終始ペースを握りながら、今季7試合目で初めて無得点に終わった。最終ラインから前線まで連動したパス回しで何度もゴールに迫ったが、シュートが決まらなかった。ネルシーニョ監督は「一番ハードで難しい相手だった」と冷静に結果を受け止めた。 引き分けはしたが、22歳以下日本代表候補の大津やベテランの北嶋が切れの良い動きを見せ、昨季王者を脅かした。北嶋は「チームの狙いは悪くなかった。こういう試合を続けていきたい」と話した。(共同)試合結果へ
J1第12節第2日(21日、名古屋0−0柏、豊田)万全ではない状況で、何とか勝ち点1を拾った。名古屋は首位の柏と無得点で引き分けた。ストイコビッチ監督は「泣くほどのことではない」と努めて前向きに話した。 前半から何度もゴールに迫られたが、フィニッシュの精度を欠く相手に助けられた。右脚故障から復帰し、公式戦5試合ぶりに出場の闘莉王も安定した守備と攻撃参加で貢献。中盤のキーマン、ダニルソンも初出場した。だが、最後まで得点機を生かせず、闘莉王は「勝てなければ意味がない」と話した。 後半途中出場の吉田が負傷で退いた。交代枠を使い切った後に、試合中のダメージで千代反田がプレーできなくなり、最後の約10分間は10人でしのいだ。アジア・チャンピオンズリーグと並行して戦う日程で、いっこうに戦力が整う気配がない。指揮官は「難しいシーズンになる」と今後も厳しい道のりを覚悟していた。(共同)名古屋・玉田「フラス
J1第11節第1日(14日、新潟0−3柏、東北電スタ)柏が新潟にシュート1本しか許さずに完勝し、首位をキープ。前半にDFジョルジワグネルが先制点を奪うと、後半にDF近藤が追加し、20歳のFW工藤がJ1初ゴールで試合を決めた。6試合で13得点、4失点はいずれもリーグトップ。その背景がチーム内の競争だ。4戦連続弾を逃したFW北嶋は「激しいポジション争いがあるから、いくら点を決めても気が抜けない」と明かした。試合結果へ (紙面から)
J1第11節第1日(14日、新潟0−3柏、東北電スタ)たった1本のシュートしか許さない完勝だ。柏は今季好調の新潟に初黒星をつけ、首位を堅持した。ネルシーニョ監督が「自分たちがやっていることを疑わずにピッチの上で機能させている。一戦一戦、自信を積み上げている」と言ったように、攻守の歯車がしっかりかみ合っている。 リーグ最多得点を誇る攻撃陣の口火を切ったのはジョルジワグネルだ。前半23分、ボールを浮かせて相手をかわし、利き足とは逆の右足でゴール左を鋭く射抜く先制点を挙げた。左サイドバックを務める新加入のブラジル人は、早くも3点目。「今のチーム状態が、自分の助けにもなっている」と波に乗っている。(共同) 柏・工藤「うまく抜け出して自分の形で決めることができた。(J1初得点だが)これで満足はしていない」試合結果へ
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く