グローバルで活躍する日本人マーケターを育成しよう!というスローガンほど、ガラパゴスなものはない。そう2−3年前から思い始めていた。 すでに日本は世界と接続しているし、見えてないだけかもしれないが、すでに活躍している日本人は多くいる。 上記のようなスローガンの裏には、そうした「海外で活躍している日本人」のイメージがあり、それこそが「グローバルで活躍する日本人」だとする思考があるように思う。 だが、広告・マーケティング業界に関して言えば、長きに渡って、世界2位・3位のサイズの市場だということは世界的に知られているのであり、かつ、一方で世界的に見てもエントリーが難しい市場だということも知られている。 それゆえに世界と接続したビジネスを日本で成功させると、それを世界はリスペクトしてくる。 つまり、海外に出て行くことだけが「日本人が世界で活躍すること」なのではない。 日本市場の難しさゆえに、海外生