検索エンジンマーケティングを行っていると、オーガニック検索において順位毎にどれくらい流入量が異なるのか、つまり順位毎のユーザーのクリック率はどれだけ違うのかといったことに疑問をお持ちになった方も多いことだろう。こうした調査は定期的に世界のどこかの会社が実施し、発表しているのだが、今回はアドネットワークChitikaが発表したデータについて考えてみよう。 Chitika は先日、PC(デスクトップやラップトップ)ユーザーの検索順位別のクリック率と、Apple iPad ユーザーの検索順位別のクリック率データを公表した。両者のデータを比較すると、興味深い違いがあることがわかる。 PCユーザーのGoogle 検索順位別クリック率 PCは一般に多くの人が想像できるように、検索順位1位が最もクリック率が高く、以下、2位以降に徐々に低下していく。他社がリリースしている調査結果でもおおよその傾向は同じだ