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ブックマーク / blog.tinect.jp (5)

  • 成果出してりゃいいんだろ、というマネジャーを、許してはいけない理由について。

    昔、営業チームの改革を行うため、ある中小企業を訪れた時のこと。 この会社は近年、営業チームの弱体化が課題となっており、競合企業にシェアを奪われつつあった。 また、離職率も高止まりし、収まる気配がない。 「パワハラがある」との訴えも、社内でチラホラ聞かれる。 商材にはまだ一日の長があるとはいえ、このまま放置して良い問題ではない。 経営者は、焦っていた。 * そこで経営者は、外部のコンサルタントに調査を依頼した。 営業チームの弱体化の原因は何か。 現状を打開するにはどうしたらよいかを明らかにしてほしい、と経営者は言った。 ヒアリング、調査を重ね、コンサルタントたちはいくつかの客観的な事実から、営業チームの弱体化には、いくつかの要因が考えられることを報告した。 例えば、以下のような事象である。 ・営業の力量が落ちてきている ・営業ツールの質が低い ・顧客の担当割り当てが、効率的ではない ・事務仕

    成果出してりゃいいんだろ、というマネジャーを、許してはいけない理由について。
  • 有能な人だけを集めても良いチームになるわけではない。その6つの理由。

    よく言われる話であるが、有能な人だけを集めても良いチームになるわけではない。実績のあった人たちを集めて「オールスター」のチームを作ったとしても、実績につながらないことも多い。 これは、チームを組むときのの質、組織の質が潜んでいる。 なぜ、有能な人だけを集めてもチームとしてうまく機能しないか。私の観察では、以下の6つの理由による。 1.「分業」がうまく機能しない。 チームを組む目的は、質的に分業である。しかし、分業には2種類あり「一人の頭脳が手足をつかう」分業と「全員が同等の責任のもとで役割を果たす」分業がある。 前者の頭脳に当たる人は、他にスターがいるチームではうまく働けないことが多く、オールスターチームを崩壊させる。 2.「ノウハウ蓄積・改善」がうまくいかない 有能な人は、その人の中にある程度完結したノウハウを持っている。だが、「教える相手」の居ないチームではそのノウハウは外に出て

    有能な人だけを集めても良いチームになるわけではない。その6つの理由。
  • 小学校の学校公開で目撃した、先生の工夫が凄かった

    すいません、ちょっとものすっごい細かい話をしてもいいでしょうか。 しんざき、37歳。長男は9歳で小学4年。長女と次女は5歳の双子です。先日は父の日でウイスキーをプレゼントしてもらいました。大変美味しいです。 先日、長男の小学校の学校公開に行きました。学校公開というか、まあ平たく言うと授業参観なんですが、保護者だけでなく近所の人なんかも参観出来るので「学校公開」と呼んでいるみたいです。いわゆるオープンキャンパスですよね。 昔はあまり聞かなかった言葉だと思うんですが、最近はこういうやり方が多いんですかね? 長男は小4で、3年生からはそのままクラスが持ち上がりになっています。3年からの担任の先生のことをすごく気に入っているみたいで、「先生の授業面白いよ!」としょっちゅう話していたので、ああ相性のいい先生に当たれたみたいだな、良かったなーと思ってはいたんです。 で、先日その先生の授業を見て、えらい

    小学校の学校公開で目撃した、先生の工夫が凄かった
  • 「知識を手に入れるための知識」がない人にとって、Google検索はあまりにも難しい。

    私はGoogle検索が大好きです。 天文学も、サブカルチャー史も、世界史も、ググれば楽しい情報をざくざく掘り出せます。ただし、そのためには工夫が必要ですが。 Google検索は召喚術で、あなたの詠唱能力が試されている 偉大なグーグルウィザードは、Googleという名の巨大な魔法の杖に絶妙のワードを入力し、森羅万象を明らかにする。 ネットの奥底に眠る鉱脈を掘り当て、ときには女子中学生の精霊を眼前にかき集めてみせる。一方、駆け出しのグーグルユーザーは、ぎこちなくワードを唱え、wikipediayahoo知恵袋を呼び出すのが精いっぱい……。 この2013年のブログ記事を要約すると、「Google検索で良い知識を手に入れるには、検索ワードを工夫する必要がある」というものです。 “Google検索は、ありきたりの検索ワードしか入力しない人には、ありきたりの知識しか見せてくれない。だから、興味深い知

    「知識を手に入れるための知識」がない人にとって、Google検索はあまりにも難しい。
  • 「理念やビジョンがあるから会社がまとまる、なんて大嘘」というコンサルタントの話。

    「会社には、経営理念がある」ということは広く知られているが、「なぜ理念が必要なのか」については意外と知られていない。 いや、正確に言えば「理念がなぜ存在するか」についての当の理由が間違って伝わっている事が多い。 私が「経営理念」について、初めて考えさせられたのは、コンサルタントになって二年目の事だった。 ある、鉄鋼業界出身のコンサルが、印刷会社の社長に「経営理念」について指導していたのを見ていたのだ。 そのコンサルタントは言った。 「社長、この会社の経営理念はなんですか」 「お客様のために、誠意を尽くして商売をする、です。」 コンサルタントはそれを聞き、声を荒げた。 「あのねえ社長。こんな世のため人のため、みたいな、なんとでも取れる経営理念なんて、何の役にも立たないよ。テンプレート通りにつくってるから、会社がダメになるんだよ」 今思えば、相当失礼な言い方だったが、その指摘は的を射ていた。

    「理念やビジョンがあるから会社がまとまる、なんて大嘘」というコンサルタントの話。
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