WSHでできること 次に、WSHで具体的にどのようなことができるのかを、WSHで利用できるオブジェクトという観点からざっと見てみることにしましょう。オブジェクトとは、さまざまな道具(メソッド)が詰まった道具箱のような存在です。 WSHでは標準オブジェクトとして次のようなオブジェクトを公開しています。これらを利用することで、ファイルシステムの操作からテキストの読み込み、ネットワークドライバやネットワークプリンタの操作、環境変数、ショートカットの編集などを行うことができます。それぞれのオブジェクトを使った具体的なサンプルについては、この連載の中で徐々に紹介していく予定です。 オブジェクト名概要 WScriptWSHのルートオブジェクト。ホスト情報、スクリプトへの引数情報をはじめ、オブジェクトの生成や破棄などの役割を提供 WshArgumentsスクリプトに渡された引数情報にアクセスする手段を提