「アマゾン多過ぎ」ーー。ちょうど1年前、弁護士ドットコムニュースにそう語ってくれたヤマト運輸の男性セールスドライバー(SD)がいる。この1年、宅配業界大手では、運賃の値上げなど、労働環境を改善する試みが広がっている。実際、ヤマトでは数字上、荷物量は減りつつある。しかし、現場では、まだまだ効果を実感しづらい状況にあるようだ。 首都圏で働くベテランドライバーのAさんは昨年同様、1日に150個ほどの荷物を運んでいる。「元々の量が多かったので、減っている実感がありません。不在も相変わらず多いです。どうして指定した時間にいてくれないのか…。アマゾンはDVDや書籍がほとんどで、梱包も小さくなりました。会社で受け取るんじゃ、ダメなんですかね」 ●荷物量は2年前より多い…「アマゾンは一瞬減ったけど、すぐに戻った」 ヤマト運輸は10月1日、個人向けの宅配便(宅急便)の運賃を値上げした。大口との値上げ交渉の成
![ヤマトドライバー「アマゾンやZOZOは相変わらず」荷物減少も現場の実感乏しく - 弁護士ドットコムニュース](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/c31e9430f44d472dea8036f68e36a9445c3759f0/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fstorage.bengo4.com%2Fnews%2Fimages%2F7470.png%3F1514363037)