DBを使用した単体テストをおこなう場合には、テーブルに格納するデータを変更する必要が生じます。テスト実施前のテーブルのデータに影響を与えたくない場合には、テストの方法として次の2種類の方法が考えられます。 テストケース実行時にDBMSに対しコミット要求をおこない、検証時にはコミットされたデータを検証する方法。この場合には、テスト実行前にテーブルのバックアップをおこない、テスト実行後に復元をおこなう。 テストケース実行時にはデータを追加・更新・削除し(コミットはおこなわない)、検証後、トランザクションをロールバックする方法 1.の方法を選択すると、テスト実行前にテストデータを投入するテーブルのバックアップをおこない、テスト終了時にバックアップからテーブルの内容を復元する必要が生じます。2. の方法を選択すると、テーブルのバックアップ・復元等、初期化、終了に伴うコストを 省略すること ができる