リーダーの成長には、「仕事経験から学ぶこと」が最も重要であるといわれています。 企業は自社のリーダー育成のために、リーダーの成長に必要な経験を明らかにし、そしてその経験を網羅的に積めるよう、ポジションや仕事・役割を、意図的にローテーションさせていくことが有効です。私たちはこれを「成長経験デザイン」と呼んでいます。 リーダーに必要な経験は各社さまざまで、特定するのは至難の業です。そこで弊社では、先行研究やインタビュー、これまでの支援事例などから、リーダーの成長を促す8つの経験を抽出しました(下図参照)。 この連載小説では、架空のリーダー佐々木の成長ストーリーをたどりながら、それぞれが具体的にどのような経験で、それによって何を学び、どのようにリーダーシップを形成していくのか、1つずつ紹介していきます。 第4回は、「権限が及ばない人を動かす経験」です。 ※「成長経験デザイン」について詳しく知りた
WAA(Work from Anywhere and Anytime:いつでも、どこにいても働ける)など選択肢の幅広い人事制度で注目を集めるユニリーバ・ジャパン。ここでは個人が組織に合わせるのではなく、社員一人ひとりの個性の積み上げが組織を作る。「らしさ」を生かした経営の根底には、どのような考え方があるのか。ユニリーバ・ジャパン・ホールディングス株式会社 取締役人事総務本部長の島田由香氏にお話を伺った。 目次 「Be Yourself(あなたらしくあれ)」 ネガティブな感情を受け入れる リーダーも弱さがあっていい 個々の人生の目的が会社の目的と合う状態がベスト 「Be Yourself(あなたらしくあれ)」 世界約190カ国でビジネスを展開しているユニリーバ。GEから2008年に転職し、現在、その日本法人で人事総務本部長を務めているのが島田由香氏だ。転職当初から、同じグローバル企業でも「ア
■要旨 失業率が約22年ぶりの2%台まで低下するなど雇用関連指標は大幅な改善が続いており、企業の人手不足感もバブル期並みの高さとなっている。こうした中、人手不足が経済成長の制約要因になるとの見方が増えている。 足もとの人手不足は労働需要の強さが主因であり労働供給力は低下していない。10年前(2007年)の雇用政策研究会の報告書では、2017年の労働力人口は、労働市場への参加が進まないケースでは2006年と比べ440万人の大幅減少、労働市場への参加が進むケースでも101万人の減少が見込まれていた。実際の労働力人口は、女性、高齢者の労働参加拡大が予想以上に進んだことから、10年間(2007~2016年)で9万人増加した。 就業を希望しているが求職活動を行っていないため非労働力人口とされている潜在的な労働力は380万人(2016年)いる。人口の減少ペースは今後加速するが、労働力率を潜在的な労働力
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