被災地の仮設住宅の寒さ対策が万全ではなかったと報道されています。断熱材が入っていないと、家の中でどれだけ暖房を使ってもなかなか暖まりません。また、断熱してない壁には結露も発生します。今、仮設住宅では結露が最大の問題になっているのではないでしょうか。 結露は、窓ガラスによく見られますが、それだけでなく温度差のあるところには必ず発生します。見えていないだけで、壁の内側や壁紙の向こうには水滴がたまっていることも。この水滴が、カビを発生させたり木材を腐らせたりする可能性があります。結露は家を傷める最大の要因の一つなのです。寒い家は、そこで生活する人間が大変なだけでなく、家そのものも傷めます。結露を防ぐ手立てを考えなければ! それが結果的には人間も暖かく快適に過ごせることになるのですから。 さて、前にも何度か書きましたが、後づけで断熱をするには「ウレタンのマット」と「輪カーテン」、そして「プラダン」