東日本大震災写真特集 岩手県被災地 宮城県被災地 福島県被災地 福島原発特集 原発事故でガソリン余剰も=重油の副産物、価格抑制に 原発事故でガソリン余剰も=重油の副産物、価格抑制に 東京電力福島第1原子力発電所の事故に伴う電力不足対策で火力発電の割合が高まり、燃料となる重油の需要が拡大。石油元売りは増産などで対応するが、精製過程でガソリンも生産される。東日本大震災の発生直後に被災地や首都圏で燃料不足が深刻化したが一転、余剰になるとの見方が出ている。 福島原発停止を受け、東電は火力発電所の復旧や再稼働で供給力の積み増しを図っている。2007年7月の新潟県中越沖地震の影響で、柏崎刈羽原発が停止した際にも重油の消費が増加。資源エネルギー庁の調べでは、同年度の電力会社による重油の調達量は前年度比55%増の1189万キロリットルと急増した。 元売りは、東電の要請に応じて重油の供給を増やす方針。た