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2013年5月10日のブックマーク (1件)

  • 福島原発の“陰の主役”、緊急登板した600tクレーン

    地下貯水槽からの汚染水漏れや、使用済み燃料貯蔵プールの冷却システムの停止――。事故から3年目を迎えた今も、福島第一原子力発電所は幾多のトラブルに見舞われている。そんな不安定な状況下でも、40年かかるとされる廃炉に向けて、作業は延々と続く。爆発した建屋からがれきを取り除く難工事の進捗を、現場に投入された様々な特殊機械を通して読み解こう。 鹿島は2月6日、3号機原子炉建屋上部の使用済み燃料貯蔵プールに沈んだ鉄骨トラスを撤去した。吹雪の中、特注の油圧フォークをぶら下げた600t吊りクローラークレーン2台を遠隔操作して、がれきと化した鉄骨トラスを相吊りし、建屋上部から取り除く作業だ。 5cmほど揚重しては異常の有無を確認し、再び5cmほど持ち上げる作業を、現場のカメラから送られる映像を見ながら繰り返した。 作業中、吊り上げた鉄骨トラスが破断する事態が発生。二つに分かれたトラスのうち小さい部材を先に

    福島原発の“陰の主役”、緊急登板した600tクレーン