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ブックマーク / www.jwrs.org (1)

  • 紅萌:

    樹の気持ちを材料に - セルロースナノコンポジット - 京都大学生存圏研究所 矢野浩之 1.はじめに 樹木は、小さな種にはじまり、厳しい環境に耐え、やがて地球上 で最も巨大な生き物となる。 植物が陸上に上がったのは約5億年前 のことであるが、 その後、 決して快適とは言えない地球環境の中で 進化を遂げ、 今では、 樹木は地球上のバイオマスの約95%を占め るに至った。 この樹木の圧倒的な存在感を拠り所として材料を開発 出来ないものだろうか。 この地球上で数億年にわたり種をつないで きた生き物の力を借りて、 21世紀を生き抜くための材料を開発す ることが出来ないだろうか。 この様な思いのもと、 植物やバクテリ アの作るセルロースナノファイバーで、 鋼鉄より強い材料や有機E L用の透明繊維強化材料の開発を進めている。 生物の叡智とシンク ロナイズした材料開発には、 分子レベルからの構造制御を目

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