前回に引き続きパーミッション絡みで、もう少し。 以下のように、Linuxには通常のパーミッションの他に特殊なものがある。 SUID(Set User ID,setuid) SUIDをセットしたファイルは、所有者ユーザの権限で実行可能となる。 設定対象は実行可能ファイル。 SGID(Set Group ID,setgid) SGIDをセットしたファイルやディレクトリは、所属グループの権限で実行可能となる。 設定対象は実行可能ファイル・ディレクトリ。 これらはchmodコマンドで以下のように設定する。 SUID $ chmod u+s file name SGID $ chmod g+s file name 通常のパーミッションの設定と合わせて、絶対モードで以下のようにすることもできる。 (SUID,SGIDはそれぞれ8進数で4000,2000と表す) $ chmod 4755 file na