19日から20日かけて開催されている第12回朝日杯将棋オープン戦の名古屋対局では、対局者や解説者、聞き手の昼食は事前に準備したメニューからあらかじめ選んでもらっている。 初日は、①八丁味噌とんかつセット②ジャンボ海老フライセット③うなぎひつまぶし・お茶漬けセット④名古屋きしめんセットの中で、うなぎひつまぶしが圧倒的人気だった。ベスト4に勝ち上がった行方尚史八段もこれを選んでいた。2日目も佐藤天彦名人、稲葉陽八段、木村一基九段らがうなぎひつまぶしセットを注文し、一番人気だった。 注目の藤井聡太七段はジャンボ海老フライセットを頼んだ。愛知県瀬戸市在住の藤井七段にとっては「名古屋めし」は特に珍しいものではないのだろうが、師匠の杉本昌隆七段は「比較的珍しい」と言う。一緒によく行く洋食屋ではカレーやハンバーグを頼むことが多く、海老フライを頼んでいるのをあまり見たことがないという。 長時間の持ち時間の