午前中は学内実習のミーティング。いろいろとやりたいことはあるのだが、なかなか手が回らない。 ウェブデータを対象とした自然言語処理の研究をしたい、と考えている学部生の人は、とりあえず大学院の入学前に MeCab をダウンロードして自分が解析したいデータ100文程度にかけてみて、どれくらいどういう解析結果になるのかを見てから入学するといいんじゃなかろうか。対話の研究をするとか翻訳の研究をするとかいう以前の問題で、ウェブテキストは解析器泣かせのデータなので、それを見てから研究テーマを決めたほうがいいと思う。「ここまで自動でできるんだ、すごい」という部分と、「こんなのも自動でできないんだ、残念」という部分と両方あり、研究としては後者こそがネタなので、ちゃんとエラーを丹念に見るというのは大事である。 松本先生が捕まらない。副学長になってからどうやらお忙しいらしい。 夕方からカヤック賞という研究助成の