鳥海山は、山形県と秋田県の県境に位置する標高2,236メートルの山。日本百名山の一つで、美しいその山容は「出羽富士」とも呼ばれています。古くから、信仰の山として親しまれてきました。 鳥海山は火山です。最近では1974年に小規模な水蒸気爆発が発生していますが、現在は落ち着いた状態を保っています。溶岩流によって形成された山で、長くひくすそ野がとても美しい山容をしています。山腹には高原あるいは丘陵地帯のような緩やかな地形が広がっています。一方で、1801年の噴火でできた溶岩ドームが、現在の山頂「新山」を形成していて、その付近は巨大な岩が積み重なっています。山頂直下の御室小屋から山頂までは、20~30分ほどの岩登りが必要です。 今回は、前日に自宅から仁賀保駅近くの宿まで移動し、翌日、日帰りで登ってきました。 最もメジャーな登山口「鉾立」から山頂を目指す「鉾立ルート」をピストンしました。登山口となる