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ブックマーク / cpainvestor.com (6)

  • リカバリーストック投資法 | cpainvestor.com

    現役会計士が語るビジネス・会計・投資コラム このWebサイトに記載された事項は執筆者の私見であり、執筆者の所属ないし関係する機関・組織の見解ではないことをお断りしておきます。 日発売の日経マネー7月号の巻頭特集は、「決算の中に宝の山 日株底値買いのラストチャンス」だそうです。これだけ上場企業の決算がボロボロだと、来期は、リストラによる固定費削減効果も出て、業績も回復、株価も上昇するだろうというマネー誌の皆様の読みです。「未曾有の不況、これからの生活防衛はどうする?」みたいなネガティブな情報が氾濫する中、こういう前向きな逆張り企画、私も大好きです(笑)。確かに業績が大きく落ち込んだ企業の株式は、業績予想の下方修正の過程で叩き売られていますから、ここから、格的に業績回復軌道に乗る企業は、株価は大幅に上昇することも多いです。このような「業績回復と共に驚異的に株価が上昇する銘柄」をリカバリー

  • 使える投資情報 | cpainvestor.com

    現役会計士が語るビジネス・会計・投資コラム このWebサイトに記載された事項は執筆者の私見であり、執筆者の所属ないし関係する機関・組織の見解ではないことをお断りしておきます。 かつて、新興市場の上場審査官として、玉石混交の銘柄を市場に送り出していたとき、「どうしたら賭博場とも揶揄されていた新興市場をもっと健全にできるか」を、若輩者ながら、よく職場の先輩と議論していたものでした。 いくら上場審査の規制ばかり強化したとしても、全ての抜け穴を防ぐことはできないし、上場後のケアまでは及ばない。むしろ、手続きとコストばかり増えて企業の成長エネルギーを阻害するデメリットの方が大きくなりかねない。だとすれば、できるだけ企業側に開示情報を充実させてもらいつつ、その意味が理解できるような「学び続ける個人投資家」の絶対数を増やし続けるしか道はないのだと思うようになりました。 そういった思いがあって、このブログ

  • 10月相場の体験を、今後の投資戦略にどう生かすべきか | cpainvestor.com

    現役会計士が語るビジネス・会計・投資コラム このWebサイトに記載された事項は執筆者の私見であり、執筆者の所属ないし関係する機関・組織の見解ではないことをお断りしておきます。 世界のバブル景気の崩壊の象徴となるであろう、嵐のような2008年10月が終わりました。今後、世界経済がより一層悪化し、世界の株価の更なる下落も十分に懸念されるところではありますが、第二次大戦後最大の経済危機だそうですから、記念に世界の株価指数の動きを抽出してみましたので、備忘記録がてら貼り付けておきます。 結局のところ、今年に入ってからは、世界分散投資がまったく効かないような状況となっていることは明らかで、私のポートフォリオも年初来で△30.7%と非常に厳しい状況に直面しております。ここ数年の追加投入資金を考慮しなければ、運用成績そのものは、ほぼ2004年半ばの水準まで逆戻りとなりました。 今となっては、信用取引に手

  • 「モルヒネ注射」の効き目はいかに? | cpainvestor.com

    現役会計士が語るビジネス・会計・投資コラム このWebサイトに記載された事項は執筆者の私見であり、執筆者の所属ないし関係する機関・組織の見解ではないことをお断りしておきます。 さすがに米国は、日よりも決断は早いようです。米国財務省は最大75兆円の不良債権買取を柱とする金融危機対策を議会に提出しました。日の整理回収機構による不良債権の買取額が10兆円弱であったようですから、その買取規模の大きさは、今回の金融危機の世界的影響度と同様、日とはケタ違いであることがわかります。 なお、米国の金融危機対策の骨子は以下の通りだそうです。 ・ 不良債権を公的資金で買い取る組織を設立する。買い取り規模は最大75兆円を用意する。 ・ 金融機関による株式の新規空売りを禁止する。 ・ 元割れが相次いだ投資信託MMFの払い戻しを保証。5兆4000億円の基金を払い戻しに充てる ・ 政府管理下の住宅金融会社によ

  • いくらまでなら返済できるかではなく、どのくらいで回せるかを考える | cpainvestor.com

    現役会計士が語るビジネス・会計・投資コラム このWebサイトに記載された事項は執筆者の私見であり、執筆者の所属ないし関係する機関・組織の見解ではないことをお断りしておきます。 先日、顧問契約先の某中小企業の社長さん(ここではA社長とします)から、以下のような趣旨の相談を受けました。(守秘義務がありますので、数字や業種等は全て変え、内容も一部脚色してお話しします。) 「新工場を建設するための新たな土地を7億円程度で購入したい。資金は全額借入金で賄う予定だが、金利はなるべく低くしたいので、5年全額返済のスケジュールで考えている。B財務部長は大丈夫だと言うのだが、うちの資金繰りから言って、当に大丈夫かどうか教えて欲しい。」というものでした。 私はこの会社さんをもう5年近く見ていますので、長年の堅実経営を重ねてきた結果、作り上げた良好な財務状況は熟知しています。開口一番、次の質問をしました。 私

  • 化粧品のビジネスについて考える | cpainvestor.com

    現役会計士が語るビジネス・会計・投資コラム このWebサイトに記載された事項は執筆者の私見であり、執筆者の所属ないし関係する機関・組織の見解ではないことをお断りしておきます。 自宅の風呂場に「白TSUBAKI」のシャンプーが置いてありました。毎日テレビでギャラの高そうな美女を大量動員してガンガンCMをしていますから、も影響されて購入したのかもしれません。 白TSUBAKI  有名美女てんこもりCMはこちらの動画の後に出てくるCM欄から TSUBAKIを市場に送り出した日の最大手化粧品会社、資生堂の財務諸表を見て見ましょう。 業績は拡大基調にあり、07年3月期は、売上高694,594M、売上総利益509,062M(粗利益率:73.2%)、営業利益44,308M(営業利益率6.3%)となっています。 驚くべきは、粗利益率と営業利益率の差です。粗利益率が73%ということは、ものすごく単純に言

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